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アニメ・第12話「エーメンタール潜入」の隙間[戯れ言(仮公開中独語)]
副題『バルアミー・タイタニア子爵の副官中お仕事姿からタイタニア五家一族の家事能力を考える』
…………どうやら私ののーみそは停止に近くなればなるほど、いらんこと考えるようです。原作小説設定、アニメ状況シャッフルで……
(ネタバレ等すさまじく気にする方は要注意……物語本題とすらかけ離れまくってますが)





まず復習。
 バルアミー子爵の父上ことエストラード侯爵は藩王アジュマーン殿下の異母兄です。
 小説の記述によれば、つい5年くらい前、アジュマーンとエストラードは家督相続でどっちが優勢かギリギリまで決着がつかなかった、とあります。
 また、藩王+4公爵の5家族の相続は基本的に、実質長子相続でも正嫡相続でもなく、先代による指命かつ藩王の承認が必要な模様です。この辺りは小説の「アジュマーンとエストラード、双方とも妾腹っぽい記述(単に先代正妻に子供が無かった可能性もありますが)」「ザーリッシュ、アルセスの家督順位の先代悩み模様」、また、後の「バルアミーの侯爵家相続に関する記述」「テオドーラ伯爵夫人の家督相続に関する記述」から、少なくとも侯爵家以上のクラスは最終決定権は藩王の裁可が必須・基本的に慣例主義、場合によっては伯爵クラスの家督相続でも藩王の裁可が必要な模様です。
 また、小説のあちこちの地文から、タイタニアの役職関連は基本的に実力主義、でも上司や家長の気分や都合次第な面もあり……と……まぁ、指命されたりされなかったり、下の世代には迷惑かつややこしい判断基準です。(アルセス伯爵、ラドモーズ男爵の扱い等より)

もひとつ復習。
 物語中4公爵は藩王アジュマーン就任後、4〜5年の間に一気に代替わりした模様。(小説記述より。……家督相続年齢をバルアミーの侯爵家相続の年齢制限(とりあえず二十歳になるまでお預け)に関する記述から併せると、イドリスが一番遅いことになるのかしらん?)
 ついでに、藩王位というのはタイタニア5家族当主の誰か、で、世襲ではない、とうい意味では、家の格そのものは同格で、代替わり毎にひっくり返るようです。

……と、上記条件から考え合わせると。
 要はタイタニア一族の価値基準では、生まれが何番目とか何処の家であれ、より上の人に気に入られるか、もしくは、気に入られなくても認めざるを得ないところまで持っていかないと、出世の道がどんどん狭くなる、と。

もう一つ、上記から引っ張り出せる前提条件。
 現状(アニメ、小説双方)のバルアミー、というのは、過去の先代以前の頃の4公爵の姿だったかもしれず、アジュマーンにもそういう過去があったかもしれず。
 さらに、ひっくり返すと、エストラードがアジュマーンに家督相続で勝って、かつ、エストラードが早世していた場合、条件によってはバルアミーが4公爵の一人になっていた可能性もゼロではなかったわけで。


 さて。前提条件を並べ立てた上で、基準をアニメ12話にもどします。

 アニメ恒例、他陣営主役の時の、別陣営シーンで、バルアミーくん、フランシアの身代わり(?)にウェイター(お茶だかお菓子だかをワゴン・トレーに乗っけて運んできてる)をやっています────仮にジュスランが小家族主義としても、本来、フランシアの変わりにそんな仕事をする代替要因の召使い等がいないはずがないんです────フランシアの外出はバルアミーが来る前だっていくらでもあっただろうし。小説やら、アニメの登場序盤のバルアミーの「アジュマーンを蹴落として父親を高位につける(…たぶん、それで父親を通して自分の意見も反映させたい)」というような人が、進んで申し出るというか、思いつく役回りではないんじゃないか、と。

 ってことは……バルアミーにお茶運びをさせたのはジュスランだろう、と。リディア姫が頼んだ、という線もありますが、どっちにしろ、ジュスランが居なければバルアミーはウェイター役なんぞやらんでいいわけで。

 ところが、けっこう普通にこなしちゃってるんですね、バルアミー。そして、ジュスランもさして驚いた風もない。────ってことは、案外、副官がお茶運び、それが爵位に将官階級持ち、かつ、何歩かかみ合わせが違えば未来の公爵、というのが、そんなに珍しい話ではない、という解釈が成り立つわけで。


 えーっと、そういうことになると。
 真面目に自分の役をこなそうとする人はもちろん、出世したい人とか自分の内心を隠しておかなければいけないような人ほど、より、どんな偏屈上司の無茶要求にでもさっくりそれをこなせるような事前訓練が必要になってくる。
 こっちの記事で「爆笑するぞ」と書いたわけではありますが、お皿運びならともかく、上司がお茶マニアだったりして適当に淹れたら「こんな不味い茶が飲めるかぁ!」という一言でクビ&降格されたら……という可能性もゼロではなく、かつ、本人にとっては洒落にもならんわけで……
 事前に、真面目だったり上へ行こうとする人ほど、過程で変な上司に引っかかって、つまらんことでコケないためにも、色んな技能を身につけておかないといけない、というわけで……


 そうなってくると、イドリス(この人にも下積み時代はゼロではなかったと思う)やバルアミーみたいな野心家タイプな人ほど、プライドとして表に出さないだけで色々なことが出来るように訓練してる可能性が高いわけで。ザーリッシュもコッチのグループ……かなぁ?……

 アリアバートは根っ子が素直な真面目さんっぽいので、フツーに教えられたことはきちんと覚える、って感じかな。(小説のアリアバート人物像の記述を要約すると、標準基準自体が高いものの、能力・容姿までひっくるめて、基本的にはオールマイティ、または器用貧乏タイプ。たぶんその中でわりと好きで打ち込んだのが軍事部門、って感じかな、と)

 ジュスランはそこまで素直な人ではないのですが、腹の中で考えてることはある意味、イドリス以上に質が悪いのをオブラートどころか包装紙にくるみまくって「穏健派」に見せかけているわけで、表に出てくる事象や能力はアリアバートと似たようなもんでしょう。その中で比較的、政治・交渉分野が得意だ、ってくらいな感じで。


 ……と、なってくると、です。
 過去、現在、上の方に居られる人ほど、下積み時代にできなきゃいけなかったこと、上手いことやってきた人=一定範囲の能力は身につけておかなきゃいけなかった、ってことで……。

 下手すると、本気で基本技能に「料理技能」も必要なのか? バルアミーはリディア姫に「ケーキ作ってハート」と言われたら、ジュスランのご機嫌損ねないためにも、あっさりと「はい、どうぞ」って作れなきゃならんのか。

 ジュスランやらアリアバートやらイドリスやらザーリッシュやらにも、それぞれ上位世代の時代には誰かに顎で使われていた頃があるはずで。その上司が「ちょっと掃除やっといて」と言われたら、やっぱり……特にイドリスなんぞ「こんなこともできんと思われてたまるか!」って感じでむしろやっきになってお掃除に励んだだろうなぁ……
(※私の主観として、イドリスとバルアミーは根っ子が非常によく似ていると思ってるんです。環境が逆転していたら、逆になってたんじゃないかな、と。勢い書きじゃなくなったときに、しっかり対比検証して書いてみたいと思ってます。)

……歴代藩王+4公爵のなかに、ついうっかり、趣味で料理とか掃除にはまっちゃった人もいるかもしらんなぁ……うっかり表にそんな格好みせられんだけで、こそこそと……

 アジュマーン殿下もエストラード軍務大臣も、若い頃には基本技能として政治から軍事から家事一般まで一通りくらいは身につけてるかもしれないわけか……競争、激しそうな異母兄弟だし(しかも別に「二人だけ」とはどこにも書いてない……脱落者兄弟がいくらでも居る可能性も……)

そこら辺を基本仕様にした上で、それぞれさらに得意分野を上に積み上げて行かなきゃならんのか……────タイタニア一族ってのは胃のストレス耐性が遺伝的に強いのか、もしくはストレス耐性弱いヤツから脱落して上に残るのは……なのか────

 アルセスやらアニメ未登場(出てこれるんか?)のイドリスの弟男爵閣下辺りは……家柄やら母親贔屓やら兄さんの都合やらの補正がかかって、逆に勝手が出来る感じ、かな? もしくは、やらせてみて全く見込みがなかったんで自力での出世ごと投げちゃったか……



 こうして理詰めでくっつけて行くと、かなり自分勝手で好みの仕事選んでるヒューリック陣営の方が、実はよっぽど家事能力低いかもしれんね…………ヒューリック、自分でオムレツは作れないっぽい感じだし。



例によってのーみそ半停止モードで暴走考察でした。
|2008.12.26 Friday | comments(0) | trackbacks(0) |
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